top of page
コラム


腸活情報の裏側に気づける視点を身につける
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 腸活情報の裏側に気づける視点を身につける ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ あなたの周りに、こんな人いませんか? 「毎日発酵食品を食べているのに、体調が良くならない」 「善玉菌を増やせば治ると思って、サプリを飲み続けている」 「検査結果で『善玉菌が少ない』と言われて不安になっている」 実は、こうした「腸活常識」の多くが、 基本概念の大きなズレからはじまっているんです。 「フローラとは何か?」 「腸内環境を整えるとは、何をすることなのか?」 ここをきちんと理解している人が、 あまりにも少ないのが現状です。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ なぜ、偏った視点が蔓延しているのか 30年以上、健康産業に携わる中で、 そして4000件超の三大フローラ解析データを見てきた中で、 私が気づいたことがあります。 それは—— 「細菌の特徴」「善玉菌の割合」ばかりが重視されて、 本来、最も大切な「細菌の構成や働き」が、 完全に見落とされている、ということです。 こうした
Yoshiko Omura
10月23日読了時間: 3分


腸活知識:「食事だけでは届かない」領域
一般的な腸活アドバイス 腸活のアドバイスはどこまで科学的根拠に基づいているでしょうか。 「発酵食品を増やしましょう」 「食物繊維を摂りましょう」 「ストレスを減らしましょう」 これらは間違いではありません。しかし、 女性の約半数が抱える問題 に対して、この視点だけでは不十分です。 それが、 ホルモンバランスと腸内環境の相互作用 です。 なぜ今、この視点が必要なのか 現代女性が直面する生物学的現実 データを見てみましょう。 生涯月経回数の変化 1900年頃:約50回 現代:約450回 この9倍という変化は、人類の進化史において前例のない状況です。 主な要因: 初潮年齢の低下(14歳→12歳) 出産回数の激減(4〜5人→1〜2人) 授乳期間の短縮 閉経年齢の上昇 つまり、現代女性の体は、 月経による周期的なホルモン変動に、史上最も長期間さらされている のです。 腸活アドバイザーが直面する「改善しない」ケース このようなケースが非常に多い: 食事指導を真面目に実践しているのに、改善が見られない 生活習慣は問題ないのに、便秘と下痢を繰り返す サプリメント
Yoshiko Omura
10月20日読了時間: 5分


ホルモン治療と腸内細菌
ホルモン治療と腸内細菌:メカニズムを知らないと、女性の腸活は始まらない。 ホルモンの乱れによる不調。 多くの女性がこのキーワードをきっかけに「ホルモン治療」という選択肢に出会います。 けれども、その一方で、 「薬でホルモンを補っていいの?」 「腸内環境に影響は?」 ...
Yoshiko Omura
10月6日読了時間: 3分


腸とホルモンを結ぶ驚きのメカニズム
選ばれる解析士になる3つの条件その③ PMS(月経前症候群)や更年期症状など、ホルモンの乱れは多くの女性を悩ませます。 実はその背景には、腸内環境の乱れが大いに関係しています。 腸内フローラから読み取れる情報は多く、ホルモンバランスの問題まで読み取らないともったいないのです...
Yoshiko Omura
9月28日読了時間: 2分


“どの検査でも解析できる”が武器になる
選ばれる解析士になる3つの条件その② 検査販売員から“マイクロバイオームの専門家”へ 多くの腸内フローラ解析講座は、検査数を伸ばすために検査会社と連携しています。 その結果、他社の検査を解析できない解析士を育ててしまっているのが現状です。...
Yoshiko Omura
9月28日読了時間: 3分


種レベル解析の本当の価値
選ばれる解析士の3つの条件その① なぜ「種レベル解析」が未来の腸活を変えるのか まずは分類を知ろう:腸内細菌の“住所” 属は“名字”、種は“フルネーム”のようなもの。「クロストリジウム属が多い」だけでは“田中さんが多い”と言っているのと同じで、...
Yoshiko Omura
9月27日読了時間: 2分


腸内細菌と漢方薬の新しい関係
はじめに 「腸活」という言葉が日常的になってきた今、食物繊維や発酵食品を意識する人は増えました。 最近では、腸内フローラ検査で自分の腸内細菌のバランスを確認し、足りない菌を補うという方法を実践する人も増えています。 でも、どんなに努力しても思ったほど調子が上がらない…そんな...
Yoshiko Omura
9月2日読了時間: 4分


ウイルスを味方につける腸活の新常識
~「細菌だけ」で語れない腸内環境の世界~ ウイルスと腸内細菌の関係を知ることが、腸活に役立つ理由 腸活というと、「善玉菌を増やす」「発酵食品を食べる」など、腸内細菌のことだけを思い浮かべる方が多いでしょう。しかし最新の研究では、腸内環境を語るうえでウイルスも欠かせない存在で...
Yoshiko Omura
8月11日読了時間: 3分


“二つの顔をもつ真菌”:Candida albicansのメカニズムに迫る
Candida albicans(カンジダ・アルビカンス)は、私たちの口腔、腸管、腟などに常在する真菌(酵母型真菌)の一種です。通常は酵母型(球形)で大人しく共生していますが、ストレスやホルモンバランスの乱れ、免疫の低下、抗生物質の影響などをきっかけに「菌糸型」へと形態を変...
Yoshiko Omura
6月3日読了時間: 2分


質の高い、現場で役立つマイクロバイオームの学びを、始めませんか?
マイクロバイオームアカデミー®︎は、リジェナーが主催する専門講座を修了した「IFD解析士」の学びを深めるための専門的なオンライン講座です。 IFD解析士養成講座では、難解なケーススタディを2ヶ月で習得するカリキュラムを提供していますが、マイクロバイオームの世界はまだまだ奥が...
Yoshiko Omura
5月24日読了時間: 3分


真菌について知っていますか?
~「細菌だけ」で語れない腸内環境の世界~ 腸内環境の話題が広く知られるようになり、 腸内細菌のバランスを整えることが、健康づくりに欠かせないという認識は、今や一般的になりました。 リジェナーでも、腸内細菌に着目した検査・解析を行い、 食事や生活習慣を通じて、...
Yoshiko Omura
5月2日読了時間: 3分


特別講座「腸肝循環、沈黙の臓器と腸内細菌の関わり」
今回のセッションは、「脂肪肝」をテーマに、内科医の安東加恵先生による特別講座が行われました。
Yoshiko Omura
3月31日読了時間: 1分


脂肪肝について知っていますか?
「脂肪肝」と聞くと、太っている人の病気と思われがちですが、実は痩せている人でも脂肪肝になることがあります。 では、高脂肪食でなくても脂肪肝になるのはなぜでしょうか? その鍵は、腸肝循環と腸内細菌にあります。 今回の特別講座では、肝臓の基本的な働きの復習から始め、脂肪肝のメカ...
Yoshiko Omura
3月4日読了時間: 1分


特別講座「血糖値と腸内細菌」
今回のセッションは、「血糖値と腸内細菌」をテーマに、内科医の安東加恵先生による特別講座が行われました。
Yoshiko Omura
1月12日読了時間: 1分


血糖値について知っていますか?
血糖値は、私たちの身体にどのような影響を与えるかご存じでしょうか。 例えば、高血糖は老化を加速させる要因の一つとされており、腸内細菌とも深い関わりがあります。 その仕組みを理解することで、健康維持や老化予防に役立つヒントが見つかるかもしれません。...
Yoshiko Omura
2024年12月21日読了時間: 1分


特別講座「腸とpH:最適な腸内環境とは」
今回のセッションは、「腸とpH」をテーマに、内科医の安東加恵先生による特別講座が 開催されました 食べ物が口に入ってから消化液によって分解され、腸に到達するまでのプロセスでは、様々な消化液がそれぞれの役割を果たします。それぞれの消化液は異なるpHを持ち、腸内細菌の好むpH環...
Yoshiko Omura
2024年10月13日読了時間: 1分


より効果的な腸活のために:pHが腸に与える影響
腸活を行う際に、食事やサプリメントに気を使っている方も多いと思いますが、実は「pH値」の知識が非常に重要であることをご存知でしょうか?pH値は、腸内フローラのバランスを保つための大切な要素の一つです。 食べ物とpHの変化:腸の中での細菌と環境...
Yoshiko Omura
2024年9月22日読了時間: 2分


特別講座「腸と肝臓の関係性」
今回のセッションは、「腸と肝臓の関係性」をテーマに、内科医の安東加恵先生による特別講座が行われました。
Yoshiko Omura
2024年8月12日読了時間: 1分


マイクロバイオームアカデミー3回目の配信:見どころ!
1) ドクターとのセッション2本 ナビゲーター: 大村 佳子 ゲスト: 羽山 涼子 (医師) セッションのハイライト: 会議番号4前半:「遺伝と環境がもたらす腸内細菌の共通点」 見どころ: 消化器内科の先生とともに、家族のデータを分析しながら、食生活と遺伝的要因が子どもの体...
Yoshiko Omura
2024年6月30日読了時間: 2分


驚きのオーラルケアリスク
口腔内を健康にするには、適切な製品を選ぶことが非常に重要です。最近の研究では、多くの従来の口腔ケア製品に有害な添加物が含まれていることが明らかになっています。 口腔ケア製品を購入する際には、以下の成分が含まれていないか確認し、使用を控えることを検討しましょう。...
Yoshiko Omura
2024年6月8日読了時間: 5分
bottom of page